一期一会。その出会いを大切にしていますか?

袖すりあうも・・・。

「袖すりあうも他生の縁」
街中で袖が触れ合うだけの関係でも前世からの繋がりがあった。
なんて聞くと現在、自分の周りにいる人だけではなく、すれ違う人にも目が向いてしまいます。
赤の他人ではあるけれど、このご縁に感謝して思いやりを持って接しましょう・・・ということですね。
でも忙しく毎日を過ごしていると、そんなことに目を向ける余裕すらなくしてしまいます。
せめて毎日の通勤時、一台くらいは道でも譲ろうかなと思います。
毎日幼稚園に通ってきてくれる子どもたち、保護者の方とはどうでしょうか。
どんなご縁であなたのいる幼稚園に来てくれたのでしょうか。

一期一会。今日という日はその日限り。

普通に「おはよう」から始まり「また明日」で終わる毎日が当たり前だと思っていませんか。
泣いて帰ったあの子、また明日「あの子が来た時解決しよう」と先延ばしにしてしまう人はいませんか。
当たり前に明日が来る、そんなことを思っていてはいけないのかもしれません。
行事が迫っていたり、降園時間が近づくと、つい時間に追われがちです。
その日子どもたちが「今日も幼稚園に来て良かった」と思ってほしい、それは誰もが願うことです。
そのためにカリキュラムをこなすだけでない、ひとり一人に目を向ける時間がありますか。

縁も園も大切に・・・。

いろいろなご縁があって今の園にお勤めかと思います。
研修などで他園の先生とお話ししているとご自分の園に誇りをお持ちの方も改善を願う方ももちろんいらっしゃいます。
先生方に活力がある園は生き生きしています。
もしも自分の園の嫌な所ばかり見えてしまう・・・そんな場合は保護者の方に何故この幼稚園を選んだのか聞いてみてください。
きっと自分の角度では見えない面を教えてくれるはずです。
折角のご縁ですからその園でのご自分の役割をしっかり果たしていけるといいですね。

読んでいただきありがとうございました。

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