家庭でも当てはまる…保育は子供の良いところ探しをひたすら続ける仕事。
子どもの成長を振り返り・・・
個人面談などで保育の記録を振り返る機会があると子どもたちの成長には驚かされることが多々ありますね。
「4月はこれができなかったのに、もうこんなことができるようになった・・・」その喜びは担任ならではですね。
日々保育をしていると「もっと伸ばしてあげたい」と思うことは自然です。
熱心な先生ほど情熱と誇りを持って保育にあたっていると思います。
ですが欲が出て「これがまだ出来ない」「ここが苦手だな」と課題ばかりが浮かんできます。
欠点ばかり見えてしまいがち
人は良い所を見つけるよりも欠点が目に付きがちです。
「伸ばしてあげたい」は良いところを伸ばすことを心がけることが大切です。
「ここを直せば良いのに」では欠点ばかり目が行ってしまい、その子自身が伸びようと思う芽を摘んでしまいます。
そうなると、その子を見る目がつい厳しくなりがちです。それでは子どもがかわいそうですね。
大人も子どもも同じです。
頑張っても認めてもらえず「もっとここを直しなさい」では仕事もやりたくなくなりますね。
「もっとできるようになりたい」と子どもが思えることが大切です。
その癖を幼児期に身に付けてあげることがその子の今後の人間性に大きく関わります。
ぜひ欠点探しよりも良いところ探しの保育をしてみてください。
読んでいただきありがとうございました。