幼稚園入園前に悩むことは?お母さんたちからの相談件数ベスト10!5位~1位。

やっぱり多いのは生活習慣

5位から1位は生活習慣が中心です。

5位は「朝起きるのが遅い」です。
夜寝る時間も遅いので必然的に朝が起きられない・・・乳幼児期はありがちです。
入園すると登園時間も決まっていますし、ましてやバス登園だと遅刻厳禁ですから不安は当然です。
でも皆さん4月までに頑張るようで「起きられなくて~💦」なんて保護者の方はほとんどいません。
親は自分のためだけだと出来なくても、子どものためなら頑張れるんですね。

4位は「困ったことがあっても言えないかもしれない」と今からご心配の様子のお母さん。
確かに自分からSOSが出せない子はいます。
それを気づいてほしいと思うのは親として当然ですが、難しい事も現実です。
冷たいようですが、本来は子どもが自分の力で乗り越えることが望ましいのです。
もちろん自分だけで解決するという意味ではなく「どうしたら解決できるか考える」ことが大切です。
意地悪する子がいたら「やめて」と言う。
これが出来ないなら「周りの大人に訴える」といった具合です。
なので「困ったことがあったら先生に言えば大丈夫」とお母さんが言ってあげてください。
きっと安心すると思います。

3位は「お母さんと離れたことが無い」という心配です。
産まれてからずっと一緒だったので子どもも親も心配ですね。
でも「自分の力を試したい」「自分の知らないことを知りたい」と思うのは人の根本的な欲求です。
新しい一歩を不安に思う子も、もちろんいます。
お母さんの存在を確かめながら、ちょっとずつ進む姿を誇らしく頼もしく思ってあげてください。

2位は「食事の悩み」でしょうか。
・座って食べられない(飽きて遊び始まる)
・好き嫌いがある(多い)
・手づかみで食べてしまう
などが挙げられます。
いずれの場合も「集団の中にいることで少しづつ出来るようになる」とお答えしています。
子ども同士で意識するようになると「かっこいい」「かっこ悪い」という感情が出てきます。
大人が注意するより子ども同士の冷ややかな視線の方が何倍も効くのです。

堂々の1位は「トイレの心配」です。
紙オムツが快適になりトイレトレーニングの年齢が上がってきました。
それに伴い「まだオムツなんですが大丈夫ですか・・・?」と多くの相談があります。
「集団の入れば何とかなるかな~」と最初からあきらめモードの方もいます。
トイレに誘うタイミングを誤ると、とことん嫌がられてしまう事もあるので手を焼くお母さんも大勢います。
トイレトレーニングは時間と根気がいるので始める側も心構えが必要ですが、その子なりのタイミングを見計らって取り掛かれるといいですね。

お母さん方の悩みや心配事は「みんな同じ」だけど「みんな真剣」です。
初めての子育てなら尚更。
10人兄弟のように子だくさんのご家庭なら10回の子育て経験ですが、子どもは十人十色。
「前の子がこうだったから・・・」とならないのが子育ての難しさです。
何人我が子がいても、ひとりづつ「心配」してあげることは理想的だなと日々思います。

読んでいただきありがとうございました。

 

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