もう子育てにイライラしない。イライラの仕組みを知って上手にイライラ回避できる人になる。
なぜイライラするの?
「片付けなさい」「早くご飯食べなさい」「勉強しなさい」一日子どもといると行動が目に付いて小言ばかり。
おまけに掃除してもキリがない、いつも料理をしている、一日が長い・・・子どもは可愛いけど毎日これでは疲れますね。
お母さんって職業は本当に大変・・・。
夏休み前には溜息をつくお母さんが沢山います。
「一日イライラ怒ってばかりです・・・」とお母さんたちは言いますが、何故イライラしてしまうのでしょうか。
イライラとはホルモンからくるものと精神的なものに分けられます。
ホルモンは生理などでバランスが狂うとイライラしやすくなります。
精神的イライラは、自分の思った通りにならないことや先が見えない不安などで感じます。
例えば子どもが言うことを聞かない、計画した時間通りに進まない、先が見えない・・・こんな時にイライラを感じる人が多いようです。
精神的なイライラは相手に過度な期待をしている、ゆとりがない、せねばならないと決めつけているなどが原因です。
「自分はこう思っているから、相手もこう思っているはず」「自分はここまでやっているから、相手もやってほしい」など相手に期待していませんか。
「今日は絶対にこの予定を終わらせたい」「時間に遅れないようにしないと」なんて、ゆとりのない予定で自分を追い詰めていませんか。
原因がわかれば対処法も決まります。
イライラしない方法は?
常に気持ちが晴れなかったり、頻繁にイライラすることで子どもや周りの人との関係は悪くなり、仕事や家事の効率も下がります。
「いつもニコニコのママでいたい」と誰もが思います。
そのためにもイライラはなるべく押さえたいですね。
ホルモンからくるイライラには逆らわず・・・「ゆったりと構える」「無理をしない」事が大切です。
自分をいたわり、自分の心の状態を見つめ直す時間に充ててやり過ごしましょう。
精神的イライラは考え方を変えることで、かなり軽減できます。
他人は自分と同じではないので自分の思い通りにはならないと考えることで人にイライラさせられることは少なくなります。
つまり
・人に期待しすぎない→「~してもらいたい」と思わない
・わかるはずだと思わない→やってほしいことは言葉で伝える
・出来た、出来ないで判断しない→完璧を求めず、結果だけでなく過程も認める
・人に原因を求めない→自分にも原因があったのではないかと考える
このように考え方を変えると相手に求めすぎていたものが無くなり、気持ちが楽になります。
ちょっとの工夫で回避できる
イライラして子どもにあたってしまったり、きつく言いすぎてしまう時には・・・
「怒る前に深呼吸」や「別の部屋でクールダウン」「コーヒーを飲む」などもおススメです。
例えば「片付けられないのは子どもではなく収納のせい」かもしれません。
片付けるべき場所にわかりやすくマークが付いている、片付けられる工夫がされているだけで子どもが上手に片付けます。
部屋を汚しそうな遊びを始めそうなら、あらかじめ汚してもいいように準備をしておく。
出かける時間の直前にバタバタしないように大人が5分前行動をする。
子どもがご飯を食べないなら、小さいお皿にほんの一口ずつ盛り付けてみる。
勉強する時間と見通しを見える場所に貼って、習慣になるまでは一緒に取り組む。
このように先回りしてリスクを軽減させることで、怒る場面がグンと減ります。
仕事では一応、日案といって一日の予定を立てておきますが、実際はあって無いようなものです。
それよりも子どものその時の興味や関心を優先させていますので、予定通りに進まなくても気にしません。
このようにその予定よりも今の子どもの姿を大切にすることでイライラから解放されると思います。
思うように外出が出来ずにイライラも募りますが、頑張って乗り切ってください。
読んでいただきありがとうございました。