嫌な出来事に囚われない。聞き流す癖付けで前向きな心を守るメソッド。赦すことで自分が楽に生きられる。

赦せないひとはいませんか

嫌な上司にウマの合わない同僚、ママ友やご近所さん・・・人間関係はストレスフルです。
幼稚園では保護者の方とのやりとりが難しいと感じる若い先生は多いようです。
日常の人間関係がこじれると、信頼していた人からの裏切り、心無い言葉など大きなストレスを受ける事があります。
忘れようとしてもふと思い出す度に沈んだり、イヤな気持ちになったり・・・。
「もういいや」と思えるレベルの事からその事によって仕事を止めざるを得なかった、身体を壊した、など人生に関わるレベルもあります。
ずっと心に引っ掛かっている負の思い出を消化したり、傷つけた人を赦すことで心が軽くなります。
社会生活を送る以上、人とのかかわりを完全に断ち切ることは出来ません。
それならばなるべくストレスに感じないようなスキルを身に付けたいですね。

ストレスコーピングをしてみる

「心にゆとりが無い」「疲れている」「笑えていない」「よく眠れない」自分からの危険信号に耳を傾けましょう。
それだけでも「美味しいものを食べよう」「ゆっくりお風呂に入ろう」と自分をいたわることができるはずです。
それでもストレスが継続するのなら「ストレスコーピング」に進みます。
ストレスコーピングとはストレスへの対処法です。
自分が何に対してストレスを感じているのかを洗い出すことで対処する方法が見えてきます。
例えば「仕事が忙しすぎる」ことがストレスならば上司に相談して業務の見直しをしてもらいます。
苦手な人がストレスならば「この人との接し方はこうすれば良い」と対処法を考えます。
「自分は損をしている」とマイナスの面に目を向けると嫌な気持ちとなります。
物事には良い面と悪い面があるので敢えてプラスのことに目を向けることで前向きに捉えられます。
「職場で嫌がらせを受けている」のは「自分が有能だから邪魔される」と良い方に変換してしまうのです。
特に人間関係はこのように能天気くらいがベストなのです。
では過去に嫌な思い出がある場合はどう対処するのが望ましいのでしょうか。

忘れることで大きく飛躍できる

嫌な思い出に囚われていることは、これからの時間も無駄にしてしまうことです。
例えば信頼していた人に裏切られた時、深く傷つき、その人を恨み、その恨みは自分の人間性までも歪ませます。
自分の現在置かれている状況が悪ければ悪いほど「こうなったのもみんなあの人のせいだ」と負の感情で支配されてしまいます。
仏教では善の業も悪の業も因果の道理によってそれ相応の報いが生じるとされています。
つまり他人を陥れた人、傷つけた人は巡り巡ってその人に返ってくるのです。
そのような人はきっと誰からも慕われず、独りになるのかもしれませんね。
そんな人に囚われて自分が輝けないのは自分の人生が勿体ない!
いくら気に病んでも過去には戻ることは出来ないので、忘れて未来に進んでいかないといけませんね。
過去のことは切り替えることがストレスコーピングとなるのです。

読んでいただきありがとうございました。

 

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