辛い出来事を克服するために。前に進みたいのに進めない人が頑張れるように・・・。

強いストレスとなる辛い出来事

思い出したくもないような辛い出来事はどうしたら忘れられるのでしょうか。
失恋したなら新しい恋かもしれません。
事件、事故などで受けた強い精神的なショック体験が心のダメージとなる心的外傷後ストレス障害いわゆるPTSDは深刻ですね。
医師の診察の下、適切に治療を受けることが必要です。
信頼していた人による裏切り、親しい人との別れがトラウマになってしまうこともあります。
心に受けた傷はその人にしか量れませんから何が強いショックを与えているかはそれぞれです。
そのことが原因で前に進めない・・・でもトラウマに囚われていたらもったいないですね。
ゆっくりでいいのでまずはその克服法を探してみませんか。

見たくないものに蓋をしてしまう

記憶に蓋をするかのように辛い出来事をなかったことにしてしまう。
実はこれはあくまで一時的に過ぎません。
忘れたように思えても、その出来事を彷彿させる場所や人物、物などに遭遇した時フラッシュバックしてしまうことがあります。
見ないことにしていても心の傷は傷ついた時と同じ状態で凍結しているだけなのです。
少し落ち着いたらその出来事と向き合ってみましょう。

トラウマをプラスにするかマイナスにするか

例えば人に裏切られたことが原因でトラウマになる人がいたとします。
でもその経験が元で他人と信頼関係を築けなくなる人は全員ではありません。
その辛い経験をしたことで他人の気持ちに寄り添うことができる人もいます。
幼少期に虐待を受けた人が親になった時、全員が虐待の連鎖を起こすわけではありません。
自分が辛い思いをした分、我が子を大切にしようと思う人もいます。
つまり辛い出来事をできないことへの言い訳にするのか前向きな力の原動力にするかどうかは自分次第なのです。

前に進むために

辛い出来事や強いショックを受けたことから完全に背を向けるのではなく、少しづつ見つめてみます。
例えば怖い思いをした場所に行けない場合は・・・
最初のステップとして写真などの映像で見てみる。
次のステップとして明るい時間に信頼できる人と近くまで行ってみる。
このふたつのステップの間はもう少し細かい段階を踏んでも良いですし、戻ることも良いとします。
そして大切なのは、この出来事でダメになってしまう自分ではないと思うことです。
これには自尊心が大きく関わります。
「自分ならきっと克服して、一段上の人間になれるはず」と思えれば大丈夫。
辛い出来事をバネに自分磨きをすることも良いと思います。

読んでいただきありがとうございました。

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