人を見て学ぼう。自分自身の指針のために・・・。モデリング

モデリングは自分の指針

自分は人からどう見えているのか。人の評価ってとても気になりますね。
「こんな人になりたい」という目標はありますか?
逆に「こうはなりたくないな」っていう人はいますか?
日常生活の中や仕事などちょっとした関わりの中でそう思うこともありますね。
容姿や見た目はもちろん性格や仕事の能力などで「この人みたいになりたい」という目標を「モデリング」と言います。
そうやって人は自分を作っていくのです。

モデリングを保育に活かそう

新人の先生が早く先輩の先生に追い付くには「いい保育を真似する」ことです。
参考にしたい保育をする先生の真似をすれば、その先生が試行錯誤しながら何年もかかって身に付けた保育技が簡単に自分の技になります。
上の子がいるとハサミや箸などが早く使えるようになるなど、異年齢保育では大きい子の姿を小さい子が真似てできるようになることも多々ありますね。
上手な泥団子の作り方など一緒に遊んでいなくても、その場にいることで遊びのコツや工夫を見て学んでいます。
年長児が小さい子のお世話をする園では、自然な流れで自分がお世話をする時にしてもらったことを今度は自分がしてあげたいと子どもから声が上がります。
お片付けをしないで遊んでいる子を怒るのは逆効果。他の子の中で「○○ちゃん、お片付けが上手」と望ましい行動を褒めてモデリングを形成します。
その方が早くて、クラス運営としても意義のあるものです。

このようにモデリングは何かを取得するのに一番の近道でもあり望ましい流れを作る時にも役立ちます。
意識的に保育の中に組み込んでみてはいかがですか?

読んでいただきありがとうございました。

 

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