手で触ることは子供の成長に必要な経験の一つ。感触遊びの大切さ。
感触遊びで得られるもの
砂遊び、水遊び、粘土遊び・・・その他にもフィンガーペイントなど感触遊びにもいろいろあります。
幼児期にはたくさん経験させたい遊びのひとつですね。
その利点は指先からの感触が子どもの脳に働きかけてセロトニンという幸せホルモンを分泌します。
セロトニンは心を穏やかにします。分泌させることでキレにくくなると言われています。
言葉が出ない子にも効果的
言葉が出ない男の子がいました。
日頃から接している中でこちらの言っていることは高度な内容でも理解していることはわかっていました。
でも何故か言葉が出ません。「(ありが)と」など語尾は出ているので本人は話しているつもりなのかもしれないと思いました。
ある日粘土を用意しておくと丸めながら「コロコロコロコロ」とつぶやいていました。
一緒に隣で「コロコロコロコロ」と仲間入りしながら「これはパンかな~?」「長いヘビさんだね~」と話しかけてみました。
二人だけのゆったりした空気も良かったのかもしれません。
その子は私の問いかけに「ちがうよ~」「これはパンだよ~」など自然に言葉を発していました。
指を使う遊びは脳の活性化にも繋がります。
またセロトニンはリラックスした状態を作り出すため、発語を促したのかもしれません。
セロトニンは朝の光を浴びること、しっかり外遊びをして適度な運動をすることを続けると分泌されやすい脳になるそうです。
子どもにとっていいことづくめのセロトニンは規則正しい生活が必須でので、どちらにしても進めたいですね。
読んでいただきありがとうございました。