私も初めは『緊張の連続』。失敗を恐れず、緊張を恐れず。

失敗したらどうしよう・・・

幼稚園の先生は何かと人前に立つ仕事です。
保育参観日、懇談会、発表会・・・人前で話したり、ピアノを弾いたり、失敗が許されないこともありますね。
「絶対失敗できない!」と思えば思うほど心拍数は上がり「失敗する気しかしない」こんな負のループに陥ってしまいます。

適度な緊張は成功に必要

緊張すると脳がストレスを感じて体内でノルアドレナリンが分泌されます。
このノルアドレナリンが緊張症状を引き起こします。
ですが緊張症状には「集中力を高める」というプラスの症状もちゃんとあるのです。
緊張と上手に付き合うことでパフォーマンスの向上も期待できますね。

緊張したら

「ツボ押し」「深呼吸」「おまじない」いろいろ言われていますが、どれが効果があるのかは人それぞれのようです。
共通しているのは目の前の緊張のもとから気持ちをそらすこと、これが重要なポイントのようです。
例えば深呼吸では腹式呼吸でゆっくり細く息を吐くことに集中してみます。
すると気持ちが息を吐くことに向くので緊張が緩和されます。
どの方法が自分に合っているのかはいろいろ試してみてください。

緊張を回避するには

上記のように適度な緊張が必要とは言え、緊張による失敗は避けたいですね。
そのためには十分な準備をすることで「あれだけ準備したので(練習したので)絶対上手くいく」と思えることが一番です。
でもただ闇雲に練習しても時間の無駄になりかねません。
効果的な練習が必要です。
それは「実際の状況と近い状況を作る」ことです。
例えば発表会など人前でピアノを弾かないといけない時には、ひとりでもいいので誰かが聞いている状況で練習をします。
誰も聞いていないと思えば緊張感はありませんが、ひとりでも聞いていれば「失敗しないようにしよう」と多少なりとも緊張します。
この意図的に緊張状態を作り、慣らすことで過度な緊張を避けられると言う訳です。
「それでも本番に弱くて・・・」という方も、極論は「誰も自分なんて気にしていない」と思いましょう。
実際、誰もひとのことなんて注目していない、完璧なんて求めていないことも往々にしてあります。
気持ちを楽にして思い切り楽しむことが成功への道なのです。

読んでいただきありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。