実体験。免許取得というモチベーション。新たな免許取得への道。
専門分野を深めるために
隣接校種免許状って・・・教員免許更新に向けて
たまたま別件で教員免許課を訪れた時に隣接校種免許状を知りました。
教員免許を持っていて、3年以上の実務経験があれば必要な単位取得をすることで隣接した教員免許がもらえる制度です。
つまり小学校教員免許を持っていて実務経験が3年以上ある方が中学校教員免許を取ることができる。なかなか面白い制度ですね。
その時点で私の教員免許更新まであと4年。
普通に更新講習を受けるのもなあ・・・とは思っていましたが、今更ほかの学校の教員免許って・・・。
でもそこには「幼・小・中・高」のほかに「特支」の文字も・・・。これは興味深い。
更新までの数年かけるつもりで受けてみようかな…と思ったのが始まりでした。
お馴染みの放送大学だと4教科受講すれば免許の取得に必要な単位が取れます。ダメ元で4教科受講手続きをしました。通信大学はネットなので手続きは呆気ないほど簡単でした。
教科書が届き、半年後の試験日を確認!教科書は…興味ある分野とは言え特別支援学校の歴史を覚えることは困難です・・・。
とりあえず流し読みしてみたり、ネット配信される講義を聴いたり・・・
ラッキーなことに4教科中2教科が教科書の持ち込みOKの神対応!でも2教科すら苦戦。なかなか覚えられないのです。40過ぎると。
試験まで一ヶ月を切ったところで本気で焦り始めました。過去問をひたすら解き、ポイント整理ノートを作り、お金が掛かっているので学生時代より勉強しました。
そして迎えた試験当日。
・・・本当に難しかった・・・
特別支援教育総論・・・教科書持ち込みOKでもこんなに難しいなんて・・・試験中に現実逃避すること数回・・・
10問中6問取れれば合格ですが、2問しか解らない(笑)
でも奇跡的にギリギリ6問取れていたようです。C判定でしたが合格は合格です!
結果無事に4教科合格したので大学に証明書を発行してもらいました。
書類を書いて、今までの免許状のコピーを添付、県収入印紙を購入し、戸籍抄本を貰い郵送用の封筒に切手も貼って準備万端!
それにしても免許取得の手続きは直接窓口に行かないとダメなんです。
本当不便だなあ・・・と思いつつ平日の代休を使って行きました。
無事に書類も受理されたので、後は免許状が郵送されるのを待つのみです。
今回も途中挫折しかけたけれど、やっぱり挑戦してよかったです。
園内で特別支援コーディネーターを任されてはいるけれど、名ばかりになってしまうところもあり。
特別支援教育を取り巻く現実を理解した上での専門的なアドバイスができる強みができました。
ただ漠然と保育の仕事をするよりも、自分の専門分野を作ることで仕事に深みが出るような気がします。
遊びが得意ならそれを研究するもよし、生き物が好きならそれもよし、ぜひ得意な分野を作ってほしいと思います。
読んでいただきありがとうございました。