あなたの幼稚園をもっと魅力的に。

あなたの幼稚園にはどんな特徴がありますか。
あなたが幼稚園経営に近い立場でも、そうでなくても、きっとあなたの幼稚園をもっと魅力的に感じてもらいたい、と思っていらっしゃるのではないでしょうか。

さて、あなたの幼稚園にとって「お客様」は誰でしょうか。親御さんですか?お子さまですか?
もしくは、「お客様」という意識をどれくらい持っていますか。

教育産業は究極のサービス業とも言われます。業、と言う以上は、サービスを提供する側と受ける側が存在ます。
つまり、あなたの幼稚園を選んでくれた人(親御さん)は大切なお客様、ということになります。

マーケティング視点で考える

あなたの幼稚園に通ってくるお子さまの親御さんは、なぜあなたの園を選んだのか、把握されていますか。
もし「なんとなくこうかな…」というくらいの認識なら、一度アンケートをしてみても良いと思います。

アンケート、というとどうしても「悪い点を教えてください、直します!」と言いがちですが、園の良いところを聞く、ということは実はお客様(親御さん)自身も、あなたの園の良いところを再認識する機会にもなるかもしれません。

親御さんたちが良いところを教えてくれたら、それを先生たちみんなで話し合ってみましょう。

「悪いところは放置していいの?」そんな声が聞こえそうです。でも、悪いところは働いているみなさんの中で十分に理解されているはず。

次にあなたがしなければならない作業は、近隣の幼稚園との「比較」です。


近隣幼稚園にライバル意識を持つ

あなたは近隣の幼稚園に関心がありますか。

小売業であればお客様を短期的に取り合うので、競合店を強く意識しますが、幼稚園はそうではありません。
あくまでも「あなたの幼稚園をもっと魅力的にするために比較する」ために近隣幼稚園を意識する必要があります。

隣の芝は青く見えるもの。近隣の幼稚園の良いところは、あなたの幼稚園の良いところと比べてどんな違いがありますか?

幼稚園同士は様々なつながりがあるので、いろいろな情報が入ってきます。
その関係の中で、あなたの幼稚園をもっと魅力的にするために、お互いの「良いところ」を比べ合いましょう。

「良いところ」から浮かび出てくる幼稚園の「特徴」

「特徴」とは、他とは違うところ。しかも、あなたが思っている「違い」ではなく、お客様が感じている「違い」。

マーケティングの世界では、商品やサービスの供給者がどう感じているかではなく、受ける側がどう感じているか、がすべて。
伝わっていないことは「伝えていない」との同じなのです。

お客様が教えてくれた「良いところ=特徴」を、どんどん磨いて、どんどん情報発信していくことのほうが、お客様視点と言えるのです。